カウワン夫妻の息子ザッカリーが、ロングストリートさんちのイーサン君の前歯を折ってしまったことで、両家族会議開催。
話しているうちに、どんどん脱線していき、場の雰囲気は最悪なものに。くわえて、味方であるはずの夫婦間でケンカが起こり…
クリストフ・ヴァルツ氏をください(真顔)。
面白かった。素直に面白いと思った。ほんとに。単なる感想。面白い。
四人の演技が素敵。ぴったりと当てはまってる。これが、ジョディ・フォスターとケイト・ウィンスレットの配役が逆だったり、クリストフ・ヴァルツとジョン・C・ライリーの配役が逆だったら成立しない。
子供の飼ってるハムスターを道の真ん中に置き去りにするような父親が、息子に怪我をさせた少年とその両親を裁こうとするし、お高くとまってるキャリアウーマン風の母親が盛大にゲロを吐くし、仕事優先の父親は取引先や部下との電話にご執心でお話にならない。アフリカの問題に関する本を描いている母親は、一見すると常識的なのだが、攻撃されていく内に、ただの可哀想な人に成り下がる。
どっちもどっちかな、と思う。ただ子供のことを考えると、前歯折れるくらい殴られたイーサンが可哀想だ。それに対する謝罪が上手くいけば、こんなことにならなかったのに。巡り合わせが悪かったのかな。
最終的に父親たちの間に友情のようなものが芽生えていたのが面白かった。
ヴァルツ氏の乙女座りも見れるよ!あとスマホは水没しても乾かせば使えるということが解った。
この映画観るまで、ケイト・ウィンスレットのことがそれほど好きじゃなかったんだけど、「おとなのけんか」の彼女は綺麗だったな。ゲロ吐くけど。盛大に。
時間は80分。短すぎず、長すぎず。ちょうどよい時間。だらだら長引かずに終わってよかった。
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