雑感です。
全体的に、美味しそうな色でした。かわいいパステル系の色で、ミニチュアの街を見ているみたい。
サスペンスかつコメディ。コメディ色の方が強いかな。レイフ・ファインズ演じるコンシェルジュのグスタフが、憎めないキャラ。若い女性から老婆まで手広いストライクゾーン。善人ではないけど悪人でもない、不思議な魅力のある男。というかレイフ・ファインズに見惚れる映画。
キャストがよかったね。
レイフ推しですが、エドワード・ノートンとかエイドリアン・ブロディとかマチュー・アマルリックとか最高でした。関係ないですがミスター・ブロディは早くラスプーチンやればいいと思います。ネタキャラ扱いなのか何なのか不明ですが、ウィレム・デフォーの役柄が武骨な感じで良かったです。破天荒なキャラです。
あと久々にジェフ・ゴールドブラムをスクリーンで観ましたね。私の中ではマルコム博士の印象が強い彼ですが、いや年とったなあ。61歳だもんなあ。というかそんなに年とってたのか…指が痛そうです。
ウェス・アンダーソン作品の中で一番好きかも、と思いました。いちいち可愛いし、キャストが好みだし、サスペンス色よりコメディの方が強いのが勿体ない気もするけど。ラブもあるよ。
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