単独行動よくない。
揃いも揃ってバカの一つ覚えみたいに単独行動して、死亡フラグを乱立していく中、ドヤ顔でラスボスに啖呵きる主人公。その後、身内の裏切りに遭い大変格好悪い姿を晒す。
香川照之は変人狂人やらせたら天下一品だと思う。
そう私は香川照之を観に行ったのだ。期待以上に気持ち悪いキャラクターだったけれど、ほかのキャストと温度差があったのが気になった。西島秀俊のしゃべり方がちょっと苦手。すごく演技してる雰囲気ある。演技するのが仕事なんだろうけど、なんとなく自分には合わない。この高倉っていう役は、ナルシスト臭があって好きになれなかった。
妻は頭が弱いのか。短期間の間に、人への印象が変わりすぎてて心配だよ。高倉は妻を診た方がよかったんじゃなかろうか?ドヤ顔で大学の講義こなしている場合ではないぞ。
引っ越しのご挨拶に手作りのチョコってどうなの?どんだけ自身あるの?
西野(香川照之)じゃないけど、貰ったらそりゃあ買ったものだと思うよ…。まさか手作りもらうとは思わないでしょう。
西野家の秘密の部屋が現れたあたりから、韓国映画風になってドキドキワクワクした。秘密のパッキング講座とかね。
これからどうなるんだろう。バイオレンスな格闘シーンなんてあったりするのかな。
ありませんでした。
二つの事件まどろっこしい。二つも事件いらなかった。一つは一応解決したし、あれ以上どうしようもないんだろうけど、そこに辿り着くまでのテンポが悪い。そう感じたのは、夫婦二人にはまれなかったからかな。
違和感といえば、大学のシーン。
あんなわざとらしく、学生集まってこないよ…。徐々に増えていく学生たちを背景にしていた場面は、そちらに気が行って仕方なかった。不自然に思えた。
西野が不気味すぎ、警察が無能すぎでどうやって終わるんだコレ…と思ってたら、うっかり西野の誤算で終了。なんでちょっと人間信じちゃってるの西野さん!
高倉もサイコパスだったっていうオチならよかった。
澪ちゃんの解放感がすごい。もうずっと壊れちゃってた。淡々と自分の母親パッキングしていたシーンとの比が怖い。澪ちゃん役の子は、顔が整ってるわけではないけど変な色気があっていい。
原作はそのうち読む。
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