高校生とその担任が幕末にタイムスリップするよ。
時は1868年。本来なら勝海舟と西郷隆盛の和平会談が行われる時期ですが、主人公たちがタイムスリップしたことで歴史が変わりつつあった。未来へ帰りたい。でも歴史も元通りにしなきゃいけない。ついでに失った生徒の信頼も取り戻したいよー、とやることいっぱいな日本史教師が未香子(石原さとみ)。
あれこれ私の知ってる勝海舟と違う…。なんかこいつ…どっちかっていうと、坂本竜馬っぽいぞ…。
っていうようなキャラクターが勝海舟。ヘタレと見せかけて実は強かったっていう設定か。私が観る映画に出てる玉木宏って、いつも微妙な役だなあ。玉木宏自体に落ち度はないけど…。犬に怯えつつ股間気にしてるところで、某宦官など思い出してみたり。まあでもコメディもシリアスもできるのって素晴らしいですね。メリハリが効いているということで。
西郷隆盛は佐藤浩市。あまり出番ないけれど、画面に映るとキリッと整う。部下に宇梶さん。大河にも出てたけど、宇梶さんかっこいいよなあ。途中から出なくなったのは何故なんだぜ…。すごい怪しい蕎麦屋が出てくるんだけど、実は○○だったっていうわけではなく、本当にただの顔の怖い蕎麦屋だった。蕎麦美味そう。
以下、よくなかった点。
CGしょぼい。勝さんの見せ場が悉く台無しになっていた。
・出立シーンの舞い散る桜。これは舞いすぎ。うるさいくらい舞いすぎ。
・殺陣のシーンのなんかキラキラしてる光。
うざい。この光がキラキラしているせいで、画面がよく見えなかった。アクション自体は良さそうだったのに、光がうざくて見れない。すごく残念。ここが良くない。かっこいい玉木宏をどうしても見せない気だな…。
未香子さんが生徒に「先生は俺たちと関係が薄い」みたいなこと指摘されてましたが、本当にその通りで、生徒が言うくらいだからまあそんなんだろうとね思うんですが、そんなに説明はされていないんですが、全くその通りだと思いましたっていうか、あの旅路で絆が強まったとはどうも思えませんでした。未香子と勝のキスシーンがなかったのは評価する。
一番ひどかったのは、やっぱり殺陣シーンの邪魔な効果だなあ。なんでこんな効果使ったんだろう。
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