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色々と惜しい!絶対好みな作品だと思うのに、何も響かなかった…。
残念だ。カルロスがダイハードのハンス風だったのにはドキドキした。
ヒロイン・ニーナに会うまで、欲しくなった女は殺して食べていたけれど、どうしてだかニーナだけは無理だった。たぶん語られた彼の人生の中で、一番密接に通じたのがニーナだとは思うんだけど、それを上手く伝えられないため、彼女に誤解を与えてしまう。カルロスの言葉が少ないように、この映画は無駄な雑音が一切ない。単調といえば単調で、丁寧といえば丁寧。ホラー映画のジャンルに分類されているようだけど、ホラー要素はないと思う。怖い話ではない。不気味な話。静かで、冷たい話だと思う。間違ってもエンタメ性を期待してはいけない。
「私のニーナ…」というカルロスの言葉から、色々想像するの楽しいんだけれど、それだけじゃちょっと物足りないかな。カニバリズムと言えば、レクター博士とクラリスなんですが、カルロスとニーナの関係とは全くベツモノ。そこもきっと物足りなかった。
合わなかった。
きっと、ただそれだけなんだと思う。
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