夜襲をかけたら伏兵がいたでござる。
とある夫婦の35回目の結婚記念日を祝うために、別荘に集まった家族たち。
四人兄妹とそれぞれのパートナーたち。
テンポよくガシガシ殺されていきます。仲が悪かった兄弟たちが協力し始めて、雰囲気がよくなったと思っていたのに…。
一人だけやけにサバイバル能力の高い女が出てきます。エリンという名で、彼女がヒロインであり、襲撃者たちの伏兵だったのです…!
エリンが優秀すぎて、彼女だけ別ジャンルの映画から来たんじゃないだろうかと錯覚します。
お前チートすぎるんじゃ!という振る舞いばかりするので、襲撃者たちが逆に可哀想になってきます。バンバン死にます。血飛沫も飛びます。
わざと場を散らかすというか、悪意のある選択をする人物がいて、結局そいつは襲撃に一枚噛んでいたんですが…
まあなんていうか、どこでも言われてますが「金って怖い」ですね。
でもそれ以上にエリンが怖かった…。サバイバル・キャンプ出身であると、さらっと言ってますが異質すぎる。だからこそ彼女も隠してたんでしょうけど。襲撃者にボウガンで襲われるまで、頼りない印象で、義理の姉や母親に「なんかムカツク」呼ばわりされていた彼女が変わる様が見もの。エリンが早々に覚醒するので怖がる暇もなく終わる。ホラー映画ではなかった。ちょっと残念。
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