サブタイトル邪魔。サブタイトルいらない。
サブタイトルのせいで違う内容を想像してしまったけれど、観たら予想に反していい映画!
ファザコンだっていいじゃない。衝突したっていいじゃない。解りあえたからハッピーになれるよ!家族の絆っていいね、っていう映画。
私的には、エキセントリックなイメージのあるダウニー氏だけど、こういう落ち着いた感じの(でもコンプレックスに塗れている)役もいいね。家族(特に父親)のことになると、なりふり構わずという風なのがまたいいね。しかし下まつ毛が気になるね。
弁護士のヘンリーは、母の死によってインディアナに帰郷。色んなものと確執があるようで、あまり帰ってきたくなかった様子。その最大の要因が、判事である父親。昔のイザコザがあり、ヘンリーは父親に対して素直になれない。それは父親ジョセフも同じ様子。この二人の関係は、ジョセフにかけられた殺人容疑で、少しずつ変わっていくが……
デュバルおじいちゃんが、いい感じだこれ。息子ダウニーも、いい感じだこれ。なんだかんだ言ってお父ちゃん大好きなんだ。突然の介護にも動じない。おじいちゃんも、息子大好きなんだ。この二人、似た者同士すぎて、今まで合わなかっただけなんだ。それに気づくのが、ちょっと遅かった。残念だなあ。でも解っただけいいよね…。
ハリケーンが襲ってきているのに、デュバルおじいちゃんが外に出てってしまうシーンはハラハラしましたが、その後のお互いの不満ぶつけシーンがすごくよかった。今まで息子ダウニーが思ってきたことをぶちまけてくれてよかった。その後、おじいちゃん裁判のシーンの中で返答があるので、演出が上手かったと思います。
演出が上手いと言えば、いくつも同じ仕草を違うシーンで見かけたりしました。それを行うのは別の人なんだけど、よくよく考えると皆家族(血が繋がっているという意味)がやってたのねー。私はデュバルおじいちゃんに飴をねだりたいです。
敵方の弁護士が、ビリー・ボブ・ソーントンでした。顔も解るし、昔アンジェリーナと付き合ってたアイツってことも何となく覚えているのに、バッドサンタだったし、それなのに名前が出てこない。いい感じに年とったなー。
昔から年取った顔してたけど。
娘かわいかったですね。美人系ではないけど、愛嬌がある感じ。待望の女孫に喜ぶおじいちゃん可愛い。こんだけおじいちゃんが喜ぶんだから、おじいちゃん最愛のおばあちゃんも喜ぶ姿が見たかったよ。
昔の彼女とのメタリカのくだりとか、まさか自分の娘とチューしちゃったんじゃと悩んだりするシーンとか、コメディとまではいかないけど、面白いシーン有り。イライラしてるダウニーから、ハラハラさせてくれるダウニーに、ニヤニヤしてるダウニーなど、ダウニーファンにはきっと堪らないはず。孫にメロメロなおじいちゃんも必見。
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