ジャングル・ブックを観てました。
小さいころ、カセットテープ付きの紙芝居があって、毎日毎日聞いていたタイトルが『ジャングル・ブック』。ジャンジャカジャンジャカという音楽とオオカミとクロヒョウとトラ!ラドヤード・キプリング天才だろう!!
思いが振り切れて正常な判断もつかないまま、行ってきたよ映画館。
よく綺麗にまとめたなあ。というのが一番の感想で、それ以上でも以下でもない。
期待度が高すぎると、褒めることも批判も儘ならなないもんなんだな、と思った。
いや、本当よくまとまってる。
主人公のモーグリがどうして人間の世界ではなく、動物たちの世界で生きているか。
ライバルであるトラのシアカンがどうしてモーグリを敵視するか。
赤い花のくだり。赤い花きれいだよなあ。赤い花に触れて、シカだかなんだかが一瞬で消え去る演出素敵でした。
批判ないって言ったけれど、シアカンのお顔立ちがあんまりよくなかった…。トラの種類が違うの?顔潰れてる感があって、真正面から見るとスマートではない。残念。オオカミのリーダーのアキーラの呆気ない最期に困惑。
大蛇カーの声が、スカーレット・ヨハンソンだったんだけど、すごく艶めかしくて良かった。あんな官能的な蛇いないと思う。
バギーラは男前。
そして今一度思った。
猿の惑星でも思ったことなんだけど…
オランウータンだけは敵に回すまいと…。
あんな大きいのアリですか。そらキングだわ、キングだよ。
声もウォーケン氏で中々ずるい配役だと思った。と言ってもクレジットまで解らんかった。
モーグリ役の男の子は、将来ハンサムになると思います。
動物の世界だけのお話なので、ちょっと原作とラストが違う。
でもこのよくまとまった話に、人間なんてややこしい要素いれたら収拾つかなくなるだろうな。
一応出てきてはいるけど、そんなに関わってこない。
モーグリの年齢設定も自分が思っていたより低めだった。
昔の映画ではいい大人がやっていたような気がする…。
でも昔のは昔ので面白いからオススメ。モーグリというよりターザン感あるけど。
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