観た映画の感想など色々。
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たとえば、借金を回収するように。
闇の取り立て屋さんのお話でした。SF?SFなのかこれ。SFのようです。
借金の回収と言うけれど、あんな乱暴な方法が主流なのだろうか…。
臓器を移植したけれど、その代金を払えなかった人たちのところへ、主人公レミーのような回収屋が赴く。狙いは代金ではなく、臓器そのもの。その回収は日時場所関係なく行われた。
レミーは妻子あり。妻は彼に回収業をやめて販売へ移ってもらいたいと思っている。妻の「あて馬」臭が酷い。全体的に妻は扱いが酷い。
小学生時代からの幼馴染(腐れ縁ともいう)であるジェイクとは業務上では相棒。このジェイクがやばい。レミーに対する愛情と言っていいのか、それとも単なるエゴなのか。彼のレミーに対する熱い思いが全ての元凶だった。おそらくこの物語は、ジェイクという存在がいなければ発展しなかったであろう物語である。
そんなわけで、元妻とか道中でレミーが心惹かれるベスとか、彼の愛息子であるピーターですら少し霞んで見える。でもやっぱりエゴだよね。ジェイクのエゴ。それに便乗した上司の悪意。それらに翻弄された可哀想なレミー。
またハッピーエンドかあ、と思ったらあんなラストでびっくりしました。後味悪いの好きですが、さすがにちょっとあんまりじゃないか…と思いました。ジェイク怖いよねっていう感想が強い。ラスト近くの、レミーとベスの臓器回収シーンは、いやらしいことしてないのに、いやらしい感じがしてドキドキしました。「ブレイド」でブレイドがカレンの血を吸うところ並みにいやらしいです。いやらしいけど痛そうでした。
音楽よかったですね。最終取り立てシーンで、レミーがユニオン本社で暴れる後ろで流れてる音楽がいい。そしてレミーすごい。というか、ジュード・ロウね。流石ですね。男前です。ムキムキしてるんですねー。スマートなイメージしかなかったので、これにもびっくり。
女性陣はあんまり印象にないです。
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