自意識過剰、被害妄想、選民意識などなど、「人としてどうなの?」という要素をこれでもかと抱えてしまった作家が、自ら騒動に巻き込まれて行く話です。自滅です。
主演はサイモン・ペッグ。
ゾンビと警察のコメディ映画が面白かったのですが、今回は微妙。そういえば宇宙人観てないな…。ふくよかな相棒(名前失念)がいなかったからか?ボケはいるけどツッコミがいなかったので、溜まるフラストレーション。投げっぱなしはよくないと思います。
児童書作家から犯罪小説を書こうとして、ヴィクトリア時代の殺人鬼を調べていく内に、自分が誰かに狙われてるのでは…と思うようになってしまったという設定は、結構好みなんですが、ヴィクトリア朝云々というポイントが作家一人だけで完結していて、それほど前に出てこなかったのが残念かなあ。コメディよりサスペンス向きの設定じゃなかろうか。主人公の生い立ちとかね。
ただ、主人公が昔書いたというハリネズミの話(作中で映像化される)はちょっと良かった。というか他にピンとくるところが全然ない。ただ単に好みの問題でいうならば、私的にはハズレ。
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