体長2メートルのエビ(実はシャコ)を人と闘わせて一儲けしようぜ!と考えた男の話。
なんだ体長2メートルのエビなのか…てっきりエビ男(ハエ男みたいな)が出るもんだと思ってたので冒頭の説明にがっかり…と思いきや、エビの怪物出てきて焦りましたね…。第九地区のあいつら思い出した。あいつらの方が断然可愛いですけど…
エビの怪物 VS 人間(ボクサー)の企画を立ち上げたはいいけれども、なかなかスポンサーがつかず…主人公たちは色んなところを駆け巡ります。この様子が、日本でなかなか配給会社が決まらなかった「えびボクサー」のスタッフ(?)たちの苦労と重なるような気がして物悲しくなります。
バカらしいと思っても、やりきることが大切ということをこの映画から学びました。
ちなみにエビに人格はなく、台詞もない。本当にただの大きいエビ、いやそもそもエビじゃなかったんだっけ…こいつ。とにかく鳴き声が甲殻類じゃありませんね。甲殻類って鳴き声あったっけ…
登場人物の口から時々吐かれる台詞が、全部私の言いたいことだった。
エビを見たヒロインの「何なのこれ…本当に」
最後の戦いで呆れた青年の「しょうもねえ話だ…」
などなど。そんなこと言われたら失笑してしまう。コメディなのかこれは。
エビの怪物に期待しなければ、そこそこいい話だ、とこの映画を観た私の兄が言っていたけど…
兄さん、これ…エビの怪物なかったら話が始まらないし、始まったとしてもよくある話で終わってたよ…。
エビの怪物のインパクトが良くも悪くも強い感じがしました。あのエビ、美味しいのかなあ…
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