悪い意味で期待通りな、アレ。
フランケンシュタインの怪物が、ガーゴイルと手を組んだり組まなかったりして、人類の為に悪魔と戦ってくれるんですが、ぶっちゃけ人類はそんなこと望んでないと思います。
ビル・ナイが出ているので、そこそこ鑑賞するモチベーションが上がりますが、残念なことに見所がそれだけ。
天界から遣わされたという、いわゆる天使的なポジションがガーゴイルというアイデアは面白いけれど、正直に言うと魅力的なキャラクターが皆無に等しい。アーロン・エッカートとビル・ナイとミランダ・オットー以外、モブ臭が凄まじい。
そしてミランダ・オットー演じたガーゴイルのリーダーが、とってもむかつく。神様の御意志がどうのこうのと言ったり、人類の為に戦ってるなどと言ったりするが、すべてにおいて薄い。
雰囲気は「アンダーワールド」によく似ていて、それが観たきっかけでもあったんだけど(ビル・ナイも出てるしね)、もう全然…全然ですよ…。真面目に観ると疲れるので、吹き替えでぼんやり観るのがベスト。アンダーワールド以降、似たような雰囲気の映画が沢山出てきたけど、これと言って記憶に残っているのはない(あってもすぐには挙げられない)。
ちなみに今回のビル・ナイ吹き替えは、力強い声音で珍しい気がしたよ!
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