多分七つも海回ってないです。
ドリームワークス制作のアニメ。動きが滑らか。女性の髪のうねり具合が、不思議なエロス。
シンドバッドが船乗りということを最近知りました。アリババと勘違いしていましたね。だから、冒頭から、「どうしてこいつ海賊みたいな真似ごとしてるんだろう…?」とちょっと冷めてしまったわけです。自分が無知だっただけだった(´・ω・`)
魔法の本を巡って、シンドバッドと某王国(名前忘れました)勢とチートな女神エリスの三つ巴。エリスの策略で冤罪をかけられたシンドバッドに死刑が言い渡されたところ、彼の友人でもある王子という名の
噛ませ犬プロテウスが、シンドバッドの身代わりになると宣言。このくだりは、『走れメロス』によく似てます。十日間で、シンドバッドが魔法の本を持ち帰らなければプロテウスは死ぬと。
ばっくれようと思っていたシンドバッドですが、プロテウスの婚約者であるマリーナにケツを叩かれて一心発起。当然ながらマリーナとは後に恋仲になる。そして当然のようにプロテウスは身を引く。王子、シンドバッドと親友枠なのに「相変わらず弱いなー」なんて登場した瞬間に言われて可哀想でした。
実は十年前からシンドバッドがマリーナに恋してた~というエピソードは、ちょっと萌えた。
走れメロス的な話はデジャヴあったけど、珍しくキャラクターに嫌味がなかったので楽しく観れました。ちなみに吹き替え鑑賞。
女神の器用貧乏感がすごくありましたね。なんでもできるのに、シンドバッドに勝てない。かわいそう。
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