本当に映画を楽しみたいならば、余計な情報を目に入れない方がいいなあ。
と実感した。基本ネタバレはOKなので、あいつ死ぬよ等の話も大丈夫な性質だったけど…全然関係ない、出ている俳優が○○に似てる!系のネタは、鑑賞の妨げになるので聞かなければよかった…と激しく後悔しているのが「ドント・ブリーズ」。三人の強盗VSおじいちゃんです。
金がないから強盗して稼ごう!という発想がそもそもおかしい若者三人が、娘を交通事故亡くした盲目の老人をターゲットにしたことが物語の発端。若者たちが狙うのは、老人の娘を轢き殺した加害者が払ったという御金。その経緯を知っていながら、金を掠め取ろうとする考えが既に胸糞悪い。これはあれか、こんな非道なことをさせておけば、殺す時にめちゃくちゃスカっとするでしょう的なあれか…!
だけど違った、老人もおかしかった。
戦闘力はもちろん、思想もおかしかった。
最初こそ、娘を奪われた可哀想な父親。娘が死んで、残った金。それが奪われようとしている。
ジョン・ウィックの犬みたいな…感じですかね…おじいちゃん可哀想…若者たちは死んでいい。
と、思っていたんですけど。
物語中盤で、性的嫌悪なシーンが出てくる。おじいちゃんも言ってたけどレイプじゃない。おいおいでもそれちょっと違うだろう。発想も方法も狂ってるよ。娘の死でおじいちゃんが狂っちゃったのかもしれないけど、そちらの道に走るとは…おじいちゃんを応援していたのに一気にテンションダウン。被害に遭いそうになった若者♀の報復方法も気持ち悪かった…。この一連の流れが一番、ダメージあった…。ほんっと気持ち悪い。怖いとかじゃなくて。
怖いとは思わなかった。正直絶賛される理由もよくわからなかった。
大体(おじいちゃんから見て)ターゲットが三人+αしかいないのが物足りない。
おじいちゃんから逃げ惑うクソガキ達を期待していた…需要と供給の違いなのかもしれん。
私的には生き残った一人が、続編でボコボコにされてしまえばいいのになー。
まさかと思うけど続編作りたいから一人逃したわけではないよね。
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