★パワーゲーム
鑑賞理由:ゲイリー・オールドマンが出てる。
主人公:印象に残らない。なんかむかつく。
話:産業スパイ。主人公が社長にプレゼンのダメだしされた腹いせに会社の金を使って飲みまくる。訴えられたくなければライバル社のアイデア盗んで来いと言われて…
感想:ゲイリーが可愛ければ大体何でも許せるんですが、主人公がどうにもこうにもダメな奴という印象が深く、観ていて疲れました。社長に馬鹿にされて悔しいのはわかるけど、だからといって会社の金使って飲むという発想に至るのが理解できない。これに同調した主人公の同僚たちも同じ。物語の発端となった要因が、主人公のこの行動だった為、彼に好意を持つことができず、まったくスカっとしない話だった。
★コーチ・カーター
鑑賞理由:前から気になっていた。人に勧めておきながら観ていなかった。
主人公:テンションに幅があるコーチ。
話:バスケやろーぜ!
感想:ただバスケに勝てばいい!という話かと思いきや、礼儀や学業の面にも焦点を当てていて、ただのスポ根とは違った雰囲気で良かった。高校生たちは、ごつく見えても中身はやっぱり思春期の男子と言った感じで、誘惑に弱い。これで精神面まで強かったらコーチが要らなくなってしまうのでこのあたりが丁度いい。学生の親たちが揃いも揃ってモンスターペアレントというか、初めて全員のが出てきた時は、「ああ、この親にしてこの子ありという感じかな」と思う程。掌はもちろん返す。
★しあわせの隠れ場所
鑑賞理由:友人のオススメ。
主人公:ちょっと鈍いけど人のいい黒人少年&善意の塊の白人女性。
話:雨にうたれて行き場のない少年を拾ったよ、うちで面倒看るよ。
感想:人種の壁と貧富の差を垣間見た。正直、泣けるし良い話ではある。それは何も、登場人物全員が善人であるからではなく、程良い比率で悪意と善意が入り混じっているから。金髪のサンドラ・ブロック、最初は違和感あったけど段々綺麗に見えてくる不思議。ここでもまた、大学進学のために勉強に頑張るシーンが出てくる。学校の先生陣が殆ど主人公に協力してくれる中、まったく自分のスタンスを崩さずにいる文学教師のおじさんがダンディ。
三本の中で、是非みてと言うなら「しあわせの隠れ場所」かな。
邦題意味わかんないけど。
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