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観た映画の感想など色々。

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カテゴリー「邦画」の記事一覧

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相棒の映画版を観ていた…

実のところ初日に観ていた…。
わりとツッコミどころ満載の内容だったと思う。
でも面白かった。キャラクターがいいと思った。しかし、右京さん一人いれば大体のことが解決してしまうので、なんかなあ、こうなあ…。

 北九州を頑張って銀座に見せかけたのは凄いなと思ったが、空気が違っていたように思えた。
ツッコミどころと書いたけど、別に攻撃するのが目的というわけではなくて、あそこ面白かったよね(笑)と言ったような、ちょっとしたからかいみたいなもん。

 お察しの通り、最近まったく文章書いてなかったので、完璧自分用の感想メモ。

☆彡

① 鹿賀丈史の流暢な日本語

 鹿賀丈史は日本人なわけだから、流暢な日本語が喋れても何ら問題はない。
問題は彼が演じた、今作のゲストキャラクター。マーク・リュウ。
香港出身?なわけで、英語で喋るかお伺いを右京さんがたてたところ、めちゃくちゃ流暢な日本語で「いえ、日本語で大丈夫です」と言う。スタートから違和感。ソフバンのダンテお兄ちゃんの発音もアッサリしすぎていて困惑だったが、そんなら最初から言語を統一すればいいのでは?と感じる。
 リュウさんの日本語が上手なわけは、そらまあ正体がアレだったからなんですが…それなら、実は日本人の奥さんがいました的なことでもでっち上げておけば、まだ納得がいった。舞台が日本だからだろ?という配慮かと思えば、英語シーンはちゃんとそれっぽい俳優陣使ってたしなあ…。
 リュウさんのビジュアルと、途中の境遇を見て「あ、これシルヴァっぽくて好きかも」と思ったけど、後半に近づくにつれてなんか違うと思うように。

② …美女?

 今回のゲストキャラクターその②の女の子。幼少期はめっちゃ可愛かったんですよ…。
でも育ってみたら、ん~美女か??冠城さんが、「彼女はかなりの…美女ですよ」と発言するんだけど、そうか?っていうか、君はそっちの趣味もあるのか?と首を傾げたシーン。

③ 伏線の回収の仕方が雑

 謎を一時間半に渡って詰め込んで、二十分でウンウン悩んで残りの十分でスピード解決した感じ。ミスリード狙ったのか、黒幕の正体にしろ目的にしろ引っ張りすぎた感じ。ただオチは結構よかった。そういうの大事。日本人はもっと危機感もった方がいい。

④ 伊丹さんの顔芸
 
 これだけでも観る価値はある(贔屓目)
伊丹さんも芹沢さんも、頑張って格闘してた。

☆彡

 映画版になると途端に愛を語り出すのは、なんでなんだろう…壮大なテーマっぽいから?
どのシーズンか忘れちゃったけど、古谷一行がテロの残党でパーティーをジャックする話好きだったなあ。あれもうちょっと何かしら付け足して映画になったりしないかな。



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真田十勇士

私が今年観た映画の中で最高にふざけた作品だった。

ノリが若く、身内で楽しんでいるような雰囲気。
OPが出オチ以外の何物でもない。でもOPが一番よかった。

 始まると実写ではなくアニメシーンで、真田の勇士が集まるところを説明するんだけど、観ていて気恥ずかしくなる出来。違う映画を観に来たのでは?と不安になる。テロップが出てきて、「アニメ映画ではありません」と言ってくれるけど、なんであんなOPにしたのか謎。
 たしかに、才蔵がムササビみたいに飛んだり、佐助がぴょんぴょん飛び跳ねたりなどコミカルな動きや掛け合いが多くて、「あ、これは漫画っぽいな」と思わせるシーンが多かったけれどもね。それを本編でやるのは、なんか違うんじゃないかなと思った。戦闘シーンよかったのに、ヒューンと才蔵が飛んでくるたびに笑ってしまう。
 
 真田幸村が実はヘタレでどうしようもない男だった。という設定があって、どんだけ酷いんだよと思ったら、本当どうしようもなく酷かった。最後の軍略披露の際、佐助や才蔵に「やればできるじゃないですか!」と褒められていたけど、あれは嫌味以外のなにものでもないと思った。槍使わないし。
 最終的には真田幸村すら捨て駒にして進んでいく展開。こわい。

 登場人物が多かったせいか、エピソードが統一されておらず、最後にいつのまにか真田方の間に絆が芽生えていて、観ているこちら側は置いて行かれたような気がした。観ている間は、これは大島優子が悪いんだ、ヘンに恋愛とかぶち込んできて台無しにしている…と思っていたのですが、観終わってみれば、戦犯は脚本か編集だったのではないかと思います。ただ彼女の腰についてるであろう鈴がシャンシャンシャンシャンうるさい。
 勇士で一番よかったのは、槍の人かな。由利さん。
もっと勇士たちの話が見たかった。淀殿と幸村が実は相思相愛でしたとか、わりとどうでもいいし、やるなら小出しじゃなくて、そこをクローズアップしてくれ…。

 中村勘九郎の死に方は上手かった。
徳川方もうちょっと見せてくれてもよかったのになあ。
最初のアニメいらないから家康の周りみせてほしい。

 クレジットの蛇足シーンも、ほんとなあ…なんだかなあという印象。
好き嫌いが分かれる映画。
アクション超大作を期待して観に行くと、本当につらいことになる。
 ED曲よかったわ…。松任谷由実…。
 

  

シン・ゴジラ

ぶっちゃけ邦画を見直した。
やればできるじゃないですか、と偉そうに思った。
どうしてこの品質が他の作品にないのだろう。
 あんなのどうやって倒すんだよ、こんなのどうやって終わらすんだよ。
絶望しながらもドキドキワクワク。霞が関が火の海になったシーンに震えた。

 しかし何よりも恐怖を感じたのは、あの何が何でも止まらない京急が早々に壊れてしまったこと!(笑)あの京急が!!こんなことで!!
 東京がメインなのかあ…と少し寂しく思ってた神奈川県民の私ですが、鎌倉にガッジーラが現れて、武蔵小杉駅まで彼?が行った時、シン・ゴジラ内の日本に参加できたような気がしました。つまり、知ってる地名が出てくると嬉しい。たぶん、東横線沿いに歩いて武蔵小杉まで行ったんじゃなかろうか。地元の駅は平気だっただろうか…!

 もともと三時間くらいの映画を、短くするために早口で喋っている。
ということを前もって知っていなければ、皆のセリフが早口なのはオタクだからだね。と勝手に思い込んでしまうところだった。息継ぎ大丈夫ですか。

 石原さとみ可愛かった。尾頭さん可愛かった。女の子が、可愛かった。余さんめっちゃ素敵だった…!

 ガッジーラの光線は、触れたものがすべて死ぬので、そこらへんがナウシカの巨神兵のようでよかった。ガッジーラの肩にでもクシャナ殿下がいたら素敵だった。

 見せ方が不思議だった。実写よりもアニメ的な、視感。イス目線。箱目線。
エヴァっぽいと聞いていたけど、比較できるほどエヴァを知らなかった。
それでも、ああエヴァっぽいよね、となんとなく納得してしまう。雰囲気に呑まれたかな。
BGMよかった。火の海あたりの音楽がレクイエムのようで、鳥肌。

 ゴジラがそれほど暴れない。
人間世界の被害は甚大だけれど、そんなに動いているように思えないから不思議。あいつ歩いてただけですよ?

 無人在来線爆弾!
声に出して読みたい日本語。

 久々に時間を感じない映画。
もう終わっちゃったの?!という感じ。
これは流行るし勝てるよ。なにかに。


TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ


 良くも悪くも勢いのある話。コントっぽい。
それでも、ある繰り返される描写に中だるみしたけど、展開が割と混沌としていて「どうなってしまうんだ…」という気持ちが勝った。

 修学旅行中のバスが転落して、一人だけ地獄へ落ちてしまった主人公(神木くん)。片思い相手にもう一度会うために、人間への転生を目指して悪戦苦闘することに。

 まさかミュージカル要素があるなんて思わなかったよ。もっと音楽要素アピールしてよー。
ロックっていうかメタルっていうか、テネイシャスDっぽくて面白かった。マーティさん何してるの?

 主人公のタフすぎるメンタルを鬱陶しく思いつつも、そのポジティブさが眩しくも羨ましかったり…。神木くんは何でもできるなあ…。
 思えばテネイシャスDのJBも超がつくほどポジティブだった。そして時々クズだった。
これで主人公がウジウジしていて、別に転生なんてしなくていい系の性格だったら地獄の鬼にも愛想を尽かされていたことでしょう。地獄の鬼ことキラーKは長瀬くんでした。
 
 とっても久しぶりに俳優をやっている長瀬くんを見たような気がします。
テンション最高潮のウザかっこいい一面もあれば、現世に残してきた妻子を心配する切ない一面もあり、けっこう長瀬くんを堪能できます。ボンジョビっぽくなるよ?は名言だと思います。

 何がすごく印象的だったかというと、じゅんこ。
じゅんこは狡い。規格外に狡い。ラスボス級の貫禄。女子高生なの?オジサンなの?何なの?豚なの? 
思い返してみるとキンバリー・ゴスっぽかった。(注)彼女の悪口ではない。
 
 地獄が超楽しそう。でも落ちるのは嫌だなあ。
かといってあの天国がいいかと言われると、絶対に違う。
荒川良々という安直な仏が出てくるような天国だよ。行きたくない。
荒川さんが悪いわけじゃないけど、「ああ、やっぱり出てくるんだね。むしろ遅いくらいだわ」という気持ちが湧いてくる。誰にも解らない感じに、地獄の面子の中に紛れ込ませておけばよかったのに。

 おおむね満足。

 

クリーピー 偽りの隣人

単独行動よくない。
揃いも揃ってバカの一つ覚えみたいに単独行動して、死亡フラグを乱立していく中、ドヤ顔でラスボスに啖呵きる主人公。その後、身内の裏切りに遭い大変格好悪い姿を晒す。

 香川照之は変人狂人やらせたら天下一品だと思う。
そう私は香川照之を観に行ったのだ。期待以上に気持ち悪いキャラクターだったけれど、ほかのキャストと温度差があったのが気になった。西島秀俊のしゃべり方がちょっと苦手。すごく演技してる雰囲気ある。演技するのが仕事なんだろうけど、なんとなく自分には合わない。この高倉っていう役は、ナルシスト臭があって好きになれなかった。
 妻は頭が弱いのか。短期間の間に、人への印象が変わりすぎてて心配だよ。高倉は妻を診た方がよかったんじゃなかろうか?ドヤ顔で大学の講義こなしている場合ではないぞ。
引っ越しのご挨拶に手作りのチョコってどうなの?どんだけ自身あるの?
西野(香川照之)じゃないけど、貰ったらそりゃあ買ったものだと思うよ…。まさか手作りもらうとは思わないでしょう。

 西野家の秘密の部屋が現れたあたりから、韓国映画風になってドキドキワクワクした。秘密のパッキング講座とかね。
これからどうなるんだろう。バイオレンスな格闘シーンなんてあったりするのかな。
ありませんでした。
 二つの事件まどろっこしい。二つも事件いらなかった。一つは一応解決したし、あれ以上どうしようもないんだろうけど、そこに辿り着くまでのテンポが悪い。そう感じたのは、夫婦二人にはまれなかったからかな。
 違和感といえば、大学のシーン。
あんなわざとらしく、学生集まってこないよ…。徐々に増えていく学生たちを背景にしていた場面は、そちらに気が行って仕方なかった。不自然に思えた。

 西野が不気味すぎ、警察が無能すぎでどうやって終わるんだコレ…と思ってたら、うっかり西野の誤算で終了。なんでちょっと人間信じちゃってるの西野さん!
 高倉もサイコパスだったっていうオチならよかった。
 澪ちゃんの解放感がすごい。もうずっと壊れちゃってた。淡々と自分の母親パッキングしていたシーンとの比が怖い。澪ちゃん役の子は、顔が整ってるわけではないけど変な色気があっていい。

 原作はそのうち読む。

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