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観た映画の感想など色々。

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カテゴリー「邦画」の記事一覧

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H/K 変態仮面 アブノーマル・クライシス

「変態」が普通に存在している世界観について行けずに死亡しました。私の脳が。
今時「パンティ」とか言わないわー。OPからしてマーベルのパクリじゃないですかーと思ったら、全体的にスパイダーマンのパクリだった。ちなみに前作は見ていない。もし前作を見ていたら、見る心構えというか、作中での変態仮面の認知度に違和感持たずに鑑賞できたのだろうか…?

 理解を諦めた矢先、鈴木亮平の声がイイ低音ボイスだということに気づいた。ムロツヨシの間が癖になる。あいつは最終戦で巨大化しない方がいいんじゃなかったろうか。何故自分から弱点さらしたし…。実は最終戦のところで意識が遠くへ旅立ってしまい、魔性の女教授の正体がなんだったのかわからんのだぜ!!
 柳楽くんは改造後の方がイキイキしてました。


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探検隊の栄光

全部マゼランのせい

 昔よくあった、秘境に赴いてUMAなどを探す番組。
幻の大蛇ヤーガを求めて、ベラン共和国へ旅立つ一行。
 俗に言うヤラセ番組を面白おかしく撮ろうとするプロデューサーたちと、前にやった役のイメージが抜けきれない俳優・杉崎は、序盤こそ、仕事に対する熱意などが噛み合っていない様子だったけれど、だんだんと同じ色に染まっていく。良い意味で。
 登場人物が誰も彼も濃いのに、うまくまとまっていたように思えた。話が噛み合わないところは、笑うところ。
 失笑、爆笑、一瞬のお色気とシリアス。熱意を込めてバカをやればいいじゃない。そんな映画。他の邦画と比べると失礼ながら地味感があるけれど、そこがいい。もっと宣伝すればいいのになあ。ちなみに主演は藤原達也。脱ぐよ。
  

 笑うところと言えば、私はマゼランというキャラクターが好きで、彼が出ているシーンは笑いの沸点が低くなる様子で終始笑いっぱなしだった。
 だってずるいもの。登場シーンも唐突すぎたし、言葉づかいや数回に渡る掌の返しっぷり。現地ガイドとして雇われたけれど、本当は京急川崎駅付近に住んでいる。やりすぎじゃないの?とも思える外見と中身だけど、過剰なくらいがコメディとしてはいいのかも。他の人たちも面白かったんだけど、マゼランは別格だった。
というかマゼランしかまともに名前覚えてない。
 私の中では主役はマゼラン。
 

 いい意味で適当で、ツッコミ入れながら観れるのでオススメ。心の中で。
ピラニアは自ら人襲わないだろー!とか、情勢くらい調べてけよとか、原始猿人よ食人族にしとけよ(これは希望)とか色々あるよ。エンドロールで、外国人だと思ってた人たちの表記が漢字だった瞬間は驚きすぎて変な声出た。お前も!お前も!日本人だったのか!!現地度が半端ないと思っていたのに…!
 主題歌はウルフルズ。いい感じ(´ω`)


うみやまあひだ

 あらすじを目にして気になったので鑑賞。ドキュメンタリーもの。
公式サイト

 4K映画ってなんぞや?今もよくわかっていない。
何を感じたか、うだうだ書くのが難しいので一言で表す。
「森に行きましょう」
そういうこと。
そして隙あらば、木を植えましょう。

 学校の授業で教材として使われそうな印象。
OPがスタイリッシュ。意味のない説明がなく、へんにナレーションが入っていなかったので観やすかった。でも途中で意識失いそうになってしまいました、ごめんなさい。きっとあれです。森のマイナスイオンがスクリーンから溢れてきてしまったんだと思います。映像、綺麗でした。

 知らなかったことが結構あって、この映画を見て初めて知るものが多く、わりと勉強になりました。あと伊勢神宮行ったことないので、行ってみたくなりました。

龍三と七人の子分たち

じじい映画。

 「ジジイが最高!」という煽りにつられて…。登場人物の一人がビル・ナイに見えて仕方ありません。そうです、マックです。

 元ヤクザのおじいさんたちが、暴走族上がりのサギ集団と戦う話。
たしかにジジイが最高でした。安田顕も最高でした。男前なのにクズ。クズなのに男前。※クズは褒め言葉です。
 仁義で繋がった爺さんたちと、独裁者によって統率されているサギ集団(わかもの)とでは、行動方法や思考、人との繋がり方、なにもかもが反対で、若者たちが上手く警察を利用するため、「おいおい、まさか爺ちゃんたちバッドエンドなのか…?」と危ぶむシーンも。それでも爺さんたちが得物を手に凄む場面は、こちらの気持ちが盛り上がる感じでした。やっちゃえー撃ってしまえー。

 
 八人のじいさん。

■カミカゼ爺が早くから登場している割に、面々と合流するのが遅かったため、「あれ?これって龍三親分いれて七人なの?」と頭の悪い錯覚を起こす。カミカゼさんは他の面々とは雰囲気が違う。一瞬、Aチームのマードック思い出してごめんなさい。リメイクの方のね。

■若頭のマサが一番好き。彼はナンバー2だからこそ輝くんじゃないかと勝手に思う。一番最初に登場する「子分」。すぐキレる。

■モキチというか中尾彬。まさかの展開にまさかの末路。おそらく退場してからの方が活躍したんじゃなかろうかと思う。若干、不謹慎ではあると思うけど。ああいう状態のモキチをぞんざいに扱ったのは、意図的にだそうです。

■マック。もう何度でも言う。ビル・ナイだこの人。彼の挨拶シーンで、詐欺集団の若人が一言一言にツッコミ入れるシーンがあるんだけど、ツッコミ冴えすぎてて若者も侮れないなと思った。マック自身の活躍としては、すぐ引き金を引ける潔さ。

■ステッキの爺さん。座頭市。

■五寸釘の爺さん。ちょっと影が薄い気もするが、終盤でダーツの腕前を披露する。あの一連のシーン笑った。

■カミソリの爺さん。五寸釘の爺さん同様、ちょっと影が薄い気もする…。後半、カミカゼと一緒に逃避行に及ぶ。

■龍三親分。
自在に屁がこける人。孫のジュウシマツを焼き鳥にしてしまう人。女装デビューしてしまう人。人情に溢れるお方。でもヤクザ。佇まいがカッコイイ。私が北方謙三と間違えてしまった人。

 八人も爺さんいれば、影が薄い人が二人くらいいてもおかしくない割に、一人一人、尺の長短はあるとはいえ見せ場があったんじゃないかなと思います。
私的には、モキチと孫娘のシーンがあるなら、親分と孫のシーンあってもよかったな~と思いました。ジュウシマツ食べちゃったけど。言及まったくされてなかったけど、親分の奥さんの話とか…。
 監督本人も刑事役で出演。美味しいところを掻っ攫っていく役。
アウトレイジと同じノリなのかなと思ったけど違っていた。暴力シーンも酷いものじゃないし、血の量もそんなにない。色んなところで笑えるので、ちょっとハラハラして笑いたい人におすすめ。


 

龍が如く 劇場版

悪い方の三池監督作品


 何が悪いかは推して知るべし。
元ネタはセガから出てるゲーム。私は真島の兄さんが大好きなんだけど、やっぱ実写よりゲーム版の方がいいなって思った。ヒャッハー。
 雰囲気はあるし、キャラクターの外見も結構再現できてるんだけど違和感を感じる。「そこを忠実にしちゃう?」という気持ちがあった。せっかく実写化したんだから、錦山の髪型はもっとなんとかなったでしょう。生身の人間なんだからさ。

 北村一輝と岸谷五朗は寧ろ好きな役者だったんだけど、桐生さんにも真島さんでもないような気がした…。初見は似てる!と思った真島さんだけど、動くとなんか違う…髪型か!それでも真島さんが映ってると嬉しい気持ちになるのは何故だ。結果的に真島さんしか残ってない。印象。

 ドンパチシーンあるのに気持ちが今一つ盛り上がらない。サエコがうるさい。もう喋るな騒ぐな動くな画面に映るな。
 
とにかく煩い。強盗バカップルはいてもいなくてもよかったけれど、敢えて言えるならば居ない方がよかった。勝手に二人で盛り上がって勝手に死んでいっただけだった。
遥ちゃんと桐生さんの話をもっと掘り下げてくれたらなあ~と思ってみたり。荒川良々の武器屋はいいキャラクターだったかな。伊達さん(松重豊)は悪くはなかったけれど、どうせだったら山路さん本人で見たかった(´・ω・`)

 私的に三池作品はアタリハズレが多いように思う。十三人の資格はすごい面白かったので、あんな感じで「見参」か「維新」を撮ってくれたらなあ…。

 

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キヨ
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女性

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