光も闇もなかった。
いわゆる超能力者ものです。サブタイに書いてありますね。
ただX-MENとかその他の超能力者ものと比べると、できることは限られている様子で、サイコキネシスは「ムーバー」、サイコメトリーは「スナッファー」などと分類される。一応作中で、能力のない我々一般人向けに説明が入るけど、いまいちよく解らなかったのでwikiで説明を読みました。⇒
PUSH 光と闇の能力者(ネタバレは載ってません)。私はあらすじ書けないので、話知りたいよ!という方はwiki見てください。
ダコタちゃんが天使!
最近は妹のエルちゃんが人気なようだけど、やっぱり私はダコタちゃん派。この頃のダコタちゃんは、本当に天使なんじゃないかってくらい可愛い。
笑ったり泣いたり睨んだりするダコタちゃん可愛いので、ダコタちゃんを鑑賞する映画としては最高だと思う。赤メッシュもかわいい。ぶっちゃけヒロインより可愛い。容姿もさることながら、母親を助けたい一心で闘ってるダコタちゃんマジ天使。でも結局母親とは会えなくて可哀想だった…なんで会わせてあげなかったんだろう。母子の再会楽しみにしてたのでガッカリしたよ…。
他は
ジャイモン・フンスー出てるということが私的にポイント高い。ただ安っぽい悪役というのが残念。衣装とか佇まいとか雰囲気あって素敵だったんだけど、台詞回しが微妙…。
タイトルにもなってる「プッシャー」のという能力がチートすぎる。相手の頭の中に入って偽の記憶植えつけることで、意のままに操作できてしまう。この万能すぎる力が、全てをダメにした。プッシャー最強説が全面的に押し出され、あれやってもこれやっても実はプッシャーの能力が絡んでいた…なんだってー気づかなかったぜ!!という風になるのである。それにしても、他人が頭の中に入ってる気持ちってどんな感じなんだろう…気持ち悪そう。それと「プッシャー」の能力持ってるヒロインが優遇されすぎて、ダコタちゃん派の私としては非常にやきもきしました。ヒロイン派かダコタちゃん派かで印象が変わる映画なのかもしれん。主人公はもっときちんとした方がいいと思います。
とはいえ、なかなかハンサムな敵キャラ(フンスーさんの側近)が登場したり、香港のゴミゴミした街並みも雰囲気があっていいし、カラフルな画面は見ていて結構楽しかったりします。もし続編があるなら、私は観るか解りませんがダコタちゃんと母上を再会させてほしいです。