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観た映画の感想など色々。

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西遊記 はじまりのはじまり

全編NGシーンだこれ。
あるいは壮大なコント。または茶番。


 吹き替えで観ました。思っていたより悪くはなかったです。
やっぱりプロの声優さんは上手ですね。神谷さん素敵でした。
主演二人の吹き替えも、本業ではない芸能人でしたが違和感なかったです。

 声に違和感はありませんでしたが、お話はつまらなかったです。
実はこの映画、公開前の予告がすごくツボで、絶対観に行こう!と息巻いていた作品の一つでありました。が、結局映画館には行かず、泣く泣くソフト待ちした一本なのでした。
 鑑賞後の今となっては、当時の私、Good Job。行かなくてよかった。チャウ・シンチーのハイテンションな日本語に騙されなくてよかった。

 CGが雑。
序盤は割とシリアス調なのに、だんだん崩れていく。とりあえず恋愛要素もいれてみたよ的な展開。ヒロインが肉食系で、たぶん一番強い。

 びっくりするくらいつまらなくて、一体これはどうやって終わるんだ?時間足りるのか?
つまらない映画を観ていると、大抵は「あっ、この映画まだ30分もあるんだ…長いなあ」と思ってしまうものですが、この西遊記はその逆で「えっ、もう30分しかないの?どうやって終わるの?!」と、終了時間を心配してしまう程度には、終結が気になる映画でした。勿論悪い意味。
 
 近年稀に見る、アレな映画。
チャウ・シンチーが「ありえねー」って言ってたのは、自虐だったのでしょうか。
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レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース

色んな意味で寒い。


 フィンランド産のサンタクロース映画。ただし白ひげの小粋なおじいちゃんではなくクソジジイの方のサンタ。しかもサンタだと思ったジジイがサンタじゃない上に、サンタらしき物体が人の形すら留めてない。

 冒頭から既に寒い予感はしていた。悪寒ではない。
アメリカ人らしき大富豪が長年の夢を叶えるうんちゃらかんちゃら~という理由で、山で発掘作業をしている。その長年の夢とやらは結局なんだったんだ。サンタに会う事だったのか?冒頭で、かなり悦に入った演説かます割に、大した活躍も見せずに人生を終えてしまう。一瞬でも期待してしまった自分が恨めしい瞬間である。
 
 主人公が寒い。まあでも子供だから仕方ない感じもするけれど、もしあれが少年じゃなくて青年だったらと考えると恐ろしい。いや君そんなんじゃないでしょ?!お父さんとの溝に悩むいたいけな少年だったんでしょ?!80分の間に、急成長を遂げた。あまりの出来すぎっぷりに、関係者ではない私は置き去りにされるばかりであった。ヒーロー感が前に出すぎている。覚醒しすぎなんだよピエタリ少年が。張り切りすぎ。何やっても上手くいくの。

 意識して作ってる感がある。死亡フラグじゃないけど、「ここ!見て!すごい!活躍!するから!したから!どうよ!」という雰囲気があって、苦手。それ含めてコメディと見てしまえば面白いかもね。ただ、この映画にそういうの求めてない。
 というかそもそも、これジャンルはなんなんだ?タイトル(邦題)とジャケットはコメディチックだけど、不気味なジジイはホラー要素にもなりうるし…どっちも中途半端な気がする…どちらか一方に偏ってたらな…。急にシリアスな父子問題が出てくるので、それもなんだかなあ。詰め込みすぎなんじゃないか。

 とはいえ、今まで何もなかったけれど、急に映画みたいな展開に遭遇してしまったら、人間盛り上がるもんですよね。面白いかどうかは別として。

 こんなボロクソ言ったけど、いい点がお一つだけありました。
それは、おじいちゃん妖精がたくさん見れるということです。真っ裸です。モザイク入ってるけど。凶暴だけど。でも更生後は、かわいいおじいちゃんになります。いいところはそこくらいかな。

 

悪党に粛清を



 だいたいいつも悲惨な目に遭っているマッツ・ミケルセンが、やっぱり悲惨な目に遭う映画です。

 何がいいって雰囲気。何がいいって悪と善が程良く混ざってる具合。ジョン(マッツ)の奥さんと息子を殺したどうしようもない男だけは、満場一致で死んでいいはず。でもこのバカがやらかさなければ始まらなかった。あとは、神父にむかついたかな。
 キャラクターよかったです。
ジョンのお兄さんのピーターがいい奴でいい奴で…ちょっと胡散臭い感じがしたので、「おいおい、まさかこいつ裏切るのか?」なんて訝しんでいたのですが、孤軍奮闘するお兄ちゃんに感服いたしました。お兄ちゃんの(わりと無残な)屍がスクリーンに映し出された時は、「バトルシップ」でストーンお兄ちゃんが呆気なく死んでしまった時のことを思い出し、泣きそうになりました。

 先住民に舌を引き抜かれて喋ることができない「姫」。
その義兄であり弟の仇としてジョンを狙うデラルー。この二人の関係も、一見、同じ目的があるように見えて、奥底では黒い何かが渦巻いている様子で面白かったです。姫の過去もっと知りたいなあ。どんな思いで、夫を待っていたのかとか、夫との時間も見てみたかったです。エヴァ・グリーンの不思議な魅力にドキドキしました。声出してないしね。ボンドガールの時は、ただ普通に綺麗な人だなーと思ったくらいだったけど、姫は本当に姫だった。エキゾチック。

 マッツさんは何してても大体格好いいとか可愛いなんですけど、銃構えてる姿が一番素敵でしたね。

 余談ですが、初日に観に行ったら特典として、ポスター絵のステッカーもらいました。
もったいなくて使えないので眺めてます。

誘拐の掟

リーアム的には星∞

 ダークサイドのリーアムと、最近ではお馴染みの善人リーアム、一度に二度楽しめるリーアム映画。それ以下でも以上でもない。サスペンスであることに間違いはないんだけど、「えぐみ」がないので、ちょっと物足りない気もする。でも犯人二人組のサイコ加減はよかったと思う。気持ち悪くて。
 犯人が頭おかしくて、イケメン兄弟も出てきて、美少女が出てきて、リーアム無双だなんて、素晴らしいことこの上ないんだけど、傑作かと言われると微妙に違う…。
なんでだろうと考えた結果、時間でした。多分もっとこれ引き延ばせる話だったと思う。映画じゃなくて、ドラマで観たい。最後の誘拐に至るまでの経緯は、ハラハラ感があったけど、リュドミラちゃん(超美人)事件になってから、リーアム含めて周りが本気出しすぎて即解決の流れ。
 そういえばリーアム、今作では銃をバンバン撃つけど、格闘シーンはそれほどなかったような気がする。一方的に殴られるシーンはあったけど。

 最近のリーアムは「お客を呼べる62歳」と言われているそう。お父さん俳優。
子供とのシーンは和みます。でも、たまには悪人役もやってほしいなあ…と思っていたので、冒頭のどうしようもないリーアムは私的にツボでした。


うみやまあひだ

 あらすじを目にして気になったので鑑賞。ドキュメンタリーもの。
公式サイト

 4K映画ってなんぞや?今もよくわかっていない。
何を感じたか、うだうだ書くのが難しいので一言で表す。
「森に行きましょう」
そういうこと。
そして隙あらば、木を植えましょう。

 学校の授業で教材として使われそうな印象。
OPがスタイリッシュ。意味のない説明がなく、へんにナレーションが入っていなかったので観やすかった。でも途中で意識失いそうになってしまいました、ごめんなさい。きっとあれです。森のマイナスイオンがスクリーンから溢れてきてしまったんだと思います。映像、綺麗でした。

 知らなかったことが結構あって、この映画を見て初めて知るものが多く、わりと勉強になりました。あと伊勢神宮行ったことないので、行ってみたくなりました。

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