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観た映画の感想など色々。

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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

かなり好き。

 吸血鬼四人がニュージーランドでシェアハウスしているという設定。
吸血鬼もいればオオカミ男もいて、魔女もいてゾンビもいる。でもって吸血鬼ハンターもいる。
人間の中には吸血鬼の使い魔となって、永遠の命を貰うために従っている者も。
 吸血鬼フリークがほくそ笑むような小ネタがいっぱい。
どう見ても16歳に見えないヴラドは、世界一有名な吸血鬼がモデルかな。ナチス出身のディーコンは「ブレイド」のフロストと同じ名前でニヤニヤ。ヴィアゴはなんかロマンチストな貴族主義。フランシス・ヴァーニーかな。人間の女性との恋の結末が好き。8000歳というピーターは、ノスフェラトゥ系で、ディーコンの闇の父親。それと劇中で新しく仲間になったニックという吸血鬼の親でもある。
 このニックとディーコン、ピーターの関係が好き。というかディーコンのキャラクターが好き。最初はワガママな年若い吸血鬼として登場するけれど、その位置をニックに奪われてしまう。ニックの非常識極まりない振る舞いに苛立ちながらも、年長の、そして兄として成長していった…と思う。ニックのおバカな行動のツケとして、ある者が破滅に陥ってしまうんだけど、その時の怒りっぷりは実に萌える。

 オオカミ男たちの変身後は、だいたいお馴染みの着ぐるみ感。ただ正面からまともに映るカットがないので、顔の確認はできていない。オオカミというよりゴリラぽっかたのは内緒。
 血飛沫の量多め。下ネタは殆どナシ。結構な数死んでる。安っぽい感じはある。でもそこがいい。
 出演者に明るくなかったというところも良い点だったのかも。
ぶっちゃけ誰も知らなかった。
ただ題材が面白そうだから観た。それが一番いいのかも。

 しかしニュージーランド大変なことになってたなあ。
一都市しか出てこなかったはずだけど、結構な確率で人外がいるじゃないですか。
人間の数よりは少ないらしいけど…
 使い魔が選ぶ犠牲者は、使い魔にとって「好きでも嫌いでもない人」だってさ。
どうせなら嫌いな人選べばいいのに。


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ナイトクローラー

ジェイク・ギレンホールの目は乾かないのか。


 モラルの問題。
はてさて一体いつから、ルーが異常だと思ったか。
 冒頭でフェンスを盗んでいた時か、それを諌めた警備員を殴って時計を奪った時か、いい画を撮るために遺体を引きずった時か、同業者を罠に嵌めた時か、強盗二人をわざと見過ごした時か、嬉々として屍を映し続けた時か、刺激的なシーンを求めて不必要な銃撃戦を引き起こした時か?
 私の記憶の中のギレンホールさんと顔が違う。
意識高い系サイコパスとでも言おうか。人間として何かが欠けている感じ。
 予告を見た感じでは、スクープ欲しさに自ら殺人起こす系なのかな~そういうの好きだわ~と思ってたけど、蓋を開けたらあれだ、拍子抜けだ。あと多分ルーと住んでいる次元が違うようで、字幕読んでも何言ってるのか解らなかった。物事を熱く語る時もあるけれど、熱意はきっとない。
 いい映像撮るために車で暴走しながら犯人を追うシーンがあるんだけど、映画観てるのも忘れて「映画みたいだな」と思ってしまった。映画なのにね。なんだろうね、夢の中にいるような感覚に陥ったところもあったけど、ただ単に体調不良だったのか、それともそう思わせる何かがこの作品にあったかは不明。「ドライヴ」思い出した。
 「ドライヴ」ほどロマンティックな話じゃないし、ルーもなんかよくわかんない奴だし、相棒は可哀そうな奴だし、刑事ももっと頑張ってほしかったし、正直なところ微妙。悪くないんだけど、良くもない。きわめて普通。ただギレンホールさんの目はどうしたんだ。乾かないのか、瞬きしないのか、生きてるのか。らんらんと輝く目って多分この人の目だと思う。もっと変態的なサイコパスでも良かったのよ…。

 

 
 

96時間 レクイエム

もうお腹いっぱい。


 戦うお父さん第三弾。
前作の時点で危うい感じはしていたんですが、やっぱり3は…こう燃焼不足というかなんというか。

 「娘の為に戦うお父さん」が良かったわけで、3は私的にいまいち盛り上がらず。
キムも1の時に比べると隙がなくなったし、「そこまでやるか?」という程の暴れっぷりが見えなかった。敵役には悪いけど、清々しいくらいの暴力。物理的な愛情。

 いつかKGBとやり合うことになるだろうと思っていたけれど、相手役もいまいちパンチがない。そして真の敵は見え見え。ブライアンを追う黒人刑事は後手に回ることが多かったけど、勘が鋭すぎてびっくりした。もっと絡んでもいいのよ!

 カーアクションにそれほど魅力を感じないタイプなので、もっと肉弾戦があればなと思いました。上から下に押しつぶすリーアムが観たかったのよ…。

 もう打ち止めだよね…?孫の為に頑張るブライアンも見たい気がするけれど、話作るために無理やり殺されたような気がするレニーのような存在を増やしてはいけないと思うんだ。


 

荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて

リーアム・ニーソン、体を張るの巻。


 リーアム・ニーソンの威厳がどこかへ吹き飛んでいく展開。
下ネタ多めは御愛嬌。主人公が鬱陶しいくらいよく喋る。
アクションあり恋愛ありお色気ありで、主人公が成長していくという話で尚且つハッピーエンドなので、多少はちゃめちゃな部分があっても王道といえば王道。
 自分を振った彼女を見返そうと、謎の美女に手伝ってもらっている内に、美女に対して愛情が芽生えていき…傍目から見ても、元恋人より彼女の方が断然イイ女。なんでか主人公によくしてくれる、銃の腕がピカイチな彼女は、大悪党クリンチ・レザーウッドの妻なのでした。そしてこのクリンチこそがリーアム・ニーソン。クールなキャラクターかと思いきや、丸出しのお尻を披露するシーンが…最期もあっけないし、ちょっと勿体ない感じでした。

 カメオ出演?というのか、タランティーノのジャンゴが出てきたり、なぜかBTTFのドクが出てきたりして意外だった。ジャンゴはともかくとして、何故ドク?BTTFきちんと観てないので、繋がりがわからない…。

 全然関係ないけど、セス・マクファーレンをセス・ローゲンと勘違いしていて、後者が出てくると思ったのに、まったく出てくる気配がないので、あれっと思いました。マクファーレン演じるアルバートは少し喋りすぎの印象があったけれど、なぜか応援したくなる不思議な魅力がある。
 謎の美女でありクリンチの妻であるアナは、私的に非の打ちどころのないイイ女。9歳でクリンチに嫁いだという。ここらへんの話を詳しく知りたいです。アナ萌え。この前観た「悪党に粛清を」の“姫”っぽくていいかなと思いました。西部劇の萌えポイントなのだろうか。
 西部劇とはいうけど、西部劇じゃないんだよ多分…。
あの時代を舞台にしたコメディなんだと思う。セス・マクファーレン主演じゃなかったら、ジャック・ブラックが主演になりそうな雰囲気。

アイ・フランケンシュタイン

悪い意味で期待通りな、アレ。


 フランケンシュタインの怪物が、ガーゴイルと手を組んだり組まなかったりして、人類の為に悪魔と戦ってくれるんですが、ぶっちゃけ人類はそんなこと望んでないと思います。
 ビル・ナイが出ているので、そこそこ鑑賞するモチベーションが上がりますが、残念なことに見所がそれだけ。
 天界から遣わされたという、いわゆる天使的なポジションがガーゴイルというアイデアは面白いけれど、正直に言うと魅力的なキャラクターが皆無に等しい。アーロン・エッカートとビル・ナイとミランダ・オットー以外、モブ臭が凄まじい。
 そしてミランダ・オットー演じたガーゴイルのリーダーが、とってもむかつく。神様の御意志がどうのこうのと言ったり、人類の為に戦ってるなどと言ったりするが、すべてにおいて薄い。
 雰囲気は「アンダーワールド」によく似ていて、それが観たきっかけでもあったんだけど(ビル・ナイも出てるしね)、もう全然…全然ですよ…。真面目に観ると疲れるので、吹き替えでぼんやり観るのがベスト。アンダーワールド以降、似たような雰囲気の映画が沢山出てきたけど、これと言って記憶に残っているのはない(あってもすぐには挙げられない)。
 ちなみに今回のビル・ナイ吹き替えは、力強い声音で珍しい気がしたよ!

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