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観た映画の感想など色々。

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カテゴリー「洋画」の記事一覧

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ジュラシック・ワールド

 いまだ興奮冷めず。


 ジュラシックパークシリーズ好きなので、どんな仕上がりでも絶賛する所存でいたのですが、大絶賛案件でした。
 「私たちは安全だ」と胡坐をかいて、あらゆるシーンで死亡フラグが乱立するというハプニングもありましたが、私は大好きです。

 話の展開はさておいて、恐竜たちがすごい!実物を目にしたことは勿論ないので、本物と比較はできませんが、質感が、息遣いが、表情が、迫力がすごい!普通のスクリーンで観たんですが、IMAXだともっと素晴らしいんじゃないでしょうか。

 一作目でティラノサウルスより脅威なんじゃないか?と思わせてくれたラプトルが、まさか人に懐くとは…!途中少し、危うい感じがありましたが涙腺弱い私は存分に感動しました。
 涙腺弱いと言えば、ジュラシックワールドを初めて訪れたグレイ少年が、あまりにもウキウキワクワクしてるものだから、こちらまで嬉しくなってくる雰囲気の時に、あのメロディが流れると感動のあまりに胸が詰まる。泣きたいほどの感動ってこのことか。

 恐竜すごい。
もし、実際にあんなテーマパークがあったら絶対行きたいと思う。
そして私は運が悪いから、プテラノドンに遊ばれた後に食べられもせずに死ぬと思う。
 CEOは大した活躍なかったけれど、プテラノドンを放流したことだけ評価する。主人公たちにとっては厄介なことだっただろうけれど。
 まるでシャチみたいに、獲物弄ぶんですね。主人公兄弟のお目付け役の英国人女性、たいした活躍もせず、影も薄かった割に、死に方が衝撃的でした。

 美味しいところを全て掻っ攫っていったモササウルス。クジラみたいで可愛い。要所要所で出現しては、あらゆる意味で美味しい思いをしていく憎いヤツ。
 
 ティラノは二種類いて、最強のティラノサウルスと、通常のティラノサウルス。
遺伝子操作で色んな動物の遺伝子混ぜ込んだ前者、迷彩機能持ち。
こんなやつに人間がどうやって勝つんだ?と思ったら、そうきたか。そうだよね。何も戦うのは、人間だけじゃないものね。恐竜観に来た自分にとっては垂涎ものの展開。

 人間たちはどうだったかというと、兄弟の弟くんがすごく可愛かった。
ブライス・ダラス・ハワード、最初出てきた時、服装のせいもあってか人間味が無い風だったけど、物語が進むにつれ血色がよくなってきた。甥たちに蔑ろにされてしまったシーン、可哀想だと思ったけど少し笑った。その後、機転を利かせたとある行動により名誉は少しだけど回復した様子。彼女演じる「同僚」のおじさんは、子供にとってはヒーローだね、ヒーロー。
 そして今作の敵?のオッサンは、話が長い割につまらないので大半聞き流しました。
聞き流すつもりはなかったんだけど、内容が頭に入ってこない。このシリーズの敵役は、どうしようもないヤツというイメージがあったけれど、今回も例に洩れず。

 もう一回観たいかもー。

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シリアル・ママ

頭のおかしい母親の話。

 どう考えても、人間関係を上手く成立させる気のない母親が、ささいなことから隣人たちを逆恨みし、イタズラから殺人までありとあらゆる手段を用いて、スカっとしていく映画。

 ママの性格の悪さを知っている人は意外にも少なく、夫や子供たちもその異常性には気づいていなかった。

 あまりにも子供っぽい。思い立ったら吉日。自分がイヤ!と思ったら、思わせた相手を絶対に消す、必殺の女。あんな些細なことでいつまでも根に持つタイプなのに、よく今まで家族たち無事だったな…免疫があったのかしら。

 頭おかしい系の悪役悪人好きですが、勧善懲悪モノも好きな私としては、ママの思考や行動がぶっ飛びすぎていたので、後味悪くてもいいから有罪になってほしかったなー。ジャンルはコメディらしく、そういった作風に本気になるのもどうかと思うのですが、私的には主人公最強~私は賢いから何してもオッケー的な雰囲気がある、ママさんは苦手でした。

レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース

色んな意味で寒い。


 フィンランド産のサンタクロース映画。ただし白ひげの小粋なおじいちゃんではなくクソジジイの方のサンタ。しかもサンタだと思ったジジイがサンタじゃない上に、サンタらしき物体が人の形すら留めてない。

 冒頭から既に寒い予感はしていた。悪寒ではない。
アメリカ人らしき大富豪が長年の夢を叶えるうんちゃらかんちゃら~という理由で、山で発掘作業をしている。その長年の夢とやらは結局なんだったんだ。サンタに会う事だったのか?冒頭で、かなり悦に入った演説かます割に、大した活躍も見せずに人生を終えてしまう。一瞬でも期待してしまった自分が恨めしい瞬間である。
 
 主人公が寒い。まあでも子供だから仕方ない感じもするけれど、もしあれが少年じゃなくて青年だったらと考えると恐ろしい。いや君そんなんじゃないでしょ?!お父さんとの溝に悩むいたいけな少年だったんでしょ?!80分の間に、急成長を遂げた。あまりの出来すぎっぷりに、関係者ではない私は置き去りにされるばかりであった。ヒーロー感が前に出すぎている。覚醒しすぎなんだよピエタリ少年が。張り切りすぎ。何やっても上手くいくの。

 意識して作ってる感がある。死亡フラグじゃないけど、「ここ!見て!すごい!活躍!するから!したから!どうよ!」という雰囲気があって、苦手。それ含めてコメディと見てしまえば面白いかもね。ただ、この映画にそういうの求めてない。
 というかそもそも、これジャンルはなんなんだ?タイトル(邦題)とジャケットはコメディチックだけど、不気味なジジイはホラー要素にもなりうるし…どっちも中途半端な気がする…どちらか一方に偏ってたらな…。急にシリアスな父子問題が出てくるので、それもなんだかなあ。詰め込みすぎなんじゃないか。

 とはいえ、今まで何もなかったけれど、急に映画みたいな展開に遭遇してしまったら、人間盛り上がるもんですよね。面白いかどうかは別として。

 こんなボロクソ言ったけど、いい点がお一つだけありました。
それは、おじいちゃん妖精がたくさん見れるということです。真っ裸です。モザイク入ってるけど。凶暴だけど。でも更生後は、かわいいおじいちゃんになります。いいところはそこくらいかな。

 

悪党に粛清を



 だいたいいつも悲惨な目に遭っているマッツ・ミケルセンが、やっぱり悲惨な目に遭う映画です。

 何がいいって雰囲気。何がいいって悪と善が程良く混ざってる具合。ジョン(マッツ)の奥さんと息子を殺したどうしようもない男だけは、満場一致で死んでいいはず。でもこのバカがやらかさなければ始まらなかった。あとは、神父にむかついたかな。
 キャラクターよかったです。
ジョンのお兄さんのピーターがいい奴でいい奴で…ちょっと胡散臭い感じがしたので、「おいおい、まさかこいつ裏切るのか?」なんて訝しんでいたのですが、孤軍奮闘するお兄ちゃんに感服いたしました。お兄ちゃんの(わりと無残な)屍がスクリーンに映し出された時は、「バトルシップ」でストーンお兄ちゃんが呆気なく死んでしまった時のことを思い出し、泣きそうになりました。

 先住民に舌を引き抜かれて喋ることができない「姫」。
その義兄であり弟の仇としてジョンを狙うデラルー。この二人の関係も、一見、同じ目的があるように見えて、奥底では黒い何かが渦巻いている様子で面白かったです。姫の過去もっと知りたいなあ。どんな思いで、夫を待っていたのかとか、夫との時間も見てみたかったです。エヴァ・グリーンの不思議な魅力にドキドキしました。声出してないしね。ボンドガールの時は、ただ普通に綺麗な人だなーと思ったくらいだったけど、姫は本当に姫だった。エキゾチック。

 マッツさんは何してても大体格好いいとか可愛いなんですけど、銃構えてる姿が一番素敵でしたね。

 余談ですが、初日に観に行ったら特典として、ポスター絵のステッカーもらいました。
もったいなくて使えないので眺めてます。

誘拐の掟

リーアム的には星∞

 ダークサイドのリーアムと、最近ではお馴染みの善人リーアム、一度に二度楽しめるリーアム映画。それ以下でも以上でもない。サスペンスであることに間違いはないんだけど、「えぐみ」がないので、ちょっと物足りない気もする。でも犯人二人組のサイコ加減はよかったと思う。気持ち悪くて。
 犯人が頭おかしくて、イケメン兄弟も出てきて、美少女が出てきて、リーアム無双だなんて、素晴らしいことこの上ないんだけど、傑作かと言われると微妙に違う…。
なんでだろうと考えた結果、時間でした。多分もっとこれ引き延ばせる話だったと思う。映画じゃなくて、ドラマで観たい。最後の誘拐に至るまでの経緯は、ハラハラ感があったけど、リュドミラちゃん(超美人)事件になってから、リーアム含めて周りが本気出しすぎて即解決の流れ。
 そういえばリーアム、今作では銃をバンバン撃つけど、格闘シーンはそれほどなかったような気がする。一方的に殴られるシーンはあったけど。

 最近のリーアムは「お客を呼べる62歳」と言われているそう。お父さん俳優。
子供とのシーンは和みます。でも、たまには悪人役もやってほしいなあ…と思っていたので、冒頭のどうしようもないリーアムは私的にツボでした。


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